腱鞘炎について
tendonitis
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2024年4月11日手首の痛みに効く:腱鞘炎の対処法
腱鞘炎とは、手首や指の痛みを引き起こす一般的な疾患であり、その原因はさまざまです。
日常生活やスポーツ、スマートフォンの使用などが要因となり、特に女性に多く見られます。
●症状
・物を掴むと手首が痛む
・パソコン作業がつらい
・親指を握り込むと手首に痛みが出る
・家事をしていると手首が痛い!●腱鞘炎の原因と分類
腱鞘炎には、親指を伸ばす腱が狭窄されて起きる「ドゥ・ケルバン腱鞘炎」と指を曲げる腱が狭窄されて起こる「バネ指」があります。ドゥ・ケルバン腱鞘炎は親指を大きく広げた時に発生し、手首の手の甲側に摩擦が生じて炎症が起こります。環境の要因としては、テニスや楽器の演奏、家事などが挙げられます。指を曲げる腱が腱鞘との間で炎症を起こすことでバネのような現象が起きるバネ指もあります。
●治療法
症状を緩和するためには、誘因となった作業や運動、スマートフォンの使用などを控え、患部を安静にすることが重要です。湿布や投薬、保存的療法としての腱鞘内ステロイド注射が行われます。効果が見られない場合や再発を繰り返す場合は、手術が必要となる場合もあります。
●当院の施術
当院では、痛みの根本改善を目指した施術を行っています。問診と検査を行い、患者の状態を把握した上で適切な施術を提案します。具体的には、筋膜調整や関節の動かし方の調整、EMSによるインナーマッスル強化などを行い、痛みの緩和とリハビリテーションを促進します。
腱鞘炎でお悩みの方は、阪急淡路駅徒歩2分、とら鍼灸整骨院にご相談ください。経験豊富なスタッフがあなたの健康をサポートします。
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2023年11月12日日常のデスクワークと「腱鞘炎」
こんにちは。
阪急淡路駅西口から徒歩1分、「とら鍼灸整骨院」です。日常的にパソコンやスマートフォンを使用する事務職、プログラマー、デザイナー、主婦の方、家事や産後育児に従事する方々は、デスクワークによって手や指に違和感を感じることがあり、腱鞘炎になる、またはなっている可能性があります。
腱鞘炎の原因は、主に手指の過度な使用やホルモンバランスの乱れ、そして腱鞘の肥厚が考えられています。また、親指を動かすことにより手首が痛む場合、それは「ドケルバン病」と呼ばれる腱鞘炎の一種の可能性があるかもしれません。手首に関連するものでは手根管症候群もあります。
手指を動かすたびに走る痛みを伴う腱鞘炎は、簡単には見過ごせない状態です。この疾患を「たかが腱鞘炎」と軽視し、痛みを我慢しながら通常通りに手指を酷使し続けることは、炎症を悪化させ、重大な問題を引き起こす可能性があります。進行した症状によっては、腱が断裂したり、手指を正常に動かせなくなることもあります。
当院の治療方針は以下の通りです。
①手首の改善: 多くの方が手首を尺側偏位のまま長時間使うことから手首の動きが制約されていることがあります。そのため、手首と手根骨の可動域を改善し、指のねじれを解消するアプローチを行います。
②疼痛の緩和: 疼痛を引き起こす要因を確認し、前腕の筋肉を緩めます。特に長掌筋のストレッチを中心に行います。
③肥厚部へのアプローチ: 腱鞘の肥厚部に対して手技を用いてアプローチします。
④温熱療法: 腱鞘炎は慢性的な疾患と考えられます。そのため、アイシングが必要な場合は限られます。一般的には温めることで疼痛が緩和されることが多いです。
症状・状況に合わせたアプローチを通じて、腱鞘炎の症状の改善を目指します。